撤去

海のプロセス-言葉をめぐる地図アトラス展は昨日18日に無事終了致しました。さすが都美術館というロケーションでの展示で、10日間で3500人の方の入場がありました。改めて御礼を申し上げます。

今日でほぼ撤去は完了。明日荷物を引き上げれば、企画書作成から始まった1年間の展覧会プロジェクトは終了します。この後は展覧会の記録集の作成を行います。こちらもぜひご期待ください。

井川淳子/帰還不能点/2000 撮影:坂田峰夫

さてお気づきになられた方もいらっしゃるかと思いますが、入口に使ったパネルは都美術館の「有孔パネル」なんですけど、これ全部メンバー(と担当の学芸員さん)で、白いスポンジを切って穴をひとつづつ埋めたんですよ(私はちょっと抜くのを手伝っただけですけど)。1面につき189個。裏表合わせて8面なので全部で1512個。

 

ちなみに1970年に都美術館で開催された『人間と記憶』展で、ソル・ルウィットは65000個の穴に紙を差し込んだそうです。

 

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